床を直しています

お住いの床、どこか一部分だけがふわふわして気になっていませんか？
こちらのお部屋は、床全体ががふわふわしているのではなく、入口の
一ヶ所だけ歩くと「ギシッ」と音がして、ふわふわしています。
たった一か所だけど、いつか床を踏み抜いて、足が落ちてしまうのでは？と
ご心配になることありませんか？
そんな時は、ふわふわしているフローリングのところだけ切り取ります。
そしてコンパネ（耐水合板を使います）を同じ大きさに切り、フローリングを
切り取ったところに入れて、ビスでしっかりとめます。
ここではフローリングを切り取る場所が重要です。
絶対に「根太」と呼ばれる木の下地が入っているところで切り取り、
ビスをしっかりと根太に打ち込みます。
またこの補修の方法は、「根太」が腐っていない時だけにできる方法です。
床下に湿気があり、「根太」が黒く腐っていた場合は、根太からの交換になります。

コンパネで切り取った部分の補修ができたら、上に新しいﾌﾛｰﾘﾝｸﾞを貼っていきます。
前からあったフローリングの上に新しいフローリングを貼るので二重貼りになり
床も強くなります。
最近の新築も床は二重貼り（最初耐水合板を貼り、次にﾌﾛｰﾘﾝｸﾞを貼ります）
になっています。
床用ボンドをつけてフローリングを貼り、隙間ができないよう横の面をしっかりとたたきます。
フローリングの継ぎ目も全然わからないでしょ？
さすがは大工の技です。